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HomePage Photo Collection 2005

2005年のトップページを飾ったオープニング画像です


【12月】
畦道の 霜柱踏み 急ぎ足
山間で 冬の朝陽を 身にまとい
襷掛け 捻り鉢巻 年木樵
竹と松 門に奉りて 春祝う

【11月】
北風が 空の上から 見下ろせし
凩(こがらし)は 茨木童子 舞いおろす
木の葉舞う なびく姿は 妃トの影
冬霞 綱に切られた 腕奪い
頼光の ひざ元去らず 鬼の説
【9月】
風の色 気づかぬ日々の 忙しさ
赤とんぼ 目の前すぎて 夕暮れは
茜色 流れ漂う いわし雲
鈴虫に 耳を澄ませば 気もなごむ
【10月】
貫ける空 響きわたりて 秋の声
やや寒に 半被鉢巻 晒しまき
ゆれながら どんぐり顔の 神輿行く
ちらほらと 紅葉かつ散る 木々の顔 

【8月】
軒先に 祭り提灯 ユラユラと
縁台の 回り水まき 夕涼み
浴衣着て 赤い鼻緒が カラカラと
縁日の 綿あめ片手に 手を繋ぐ
夕焼けに 和む親子の 姿かな

【7月】
真っ白な 夏の暁 背に浴びて
汗ぬぐい 野原の蝶を 追いかけた
斜にかぶる 麦わら帽子 手でおさえ
七色の 草笛吹けば 帰り道

【6月】
梅雨空に 想い馳せれば 願い飛ぶ
梅の実の 熟すころあい 実を結び
和む雨 雨喜とかければ 美酒となり
入梅も 明けた喜び 虹がさす 

【5月】
ゆらゆらと 光り煌めく 夏木立
葉桜に 見え隠れして かくれんぼ
歩みだし まばゆい若葉 見上げると
妖精と 陽射し戯れ 聖五月

【4月】
揚々と 春の曙 誇らしく
柔らかな 東風の漂い 供にして
風薫る あちら此方で 蕾咲き
薄化粧 姿優美な 麗らかさ
朗らかに 花々の波 春爛漫

【3月】
浮かれ照る 祝う陽射しの 長閑(のどか)さに
吹き荒れて 悪戯(いたずら)好きな 光る風
菜種梅雨 天の恵みの 雨霰
彼岸過ぎ 昼夜境目 春動く

【2月】
寒明けの 底冷え残りて 春 立つも
冷ややかな 頬抜ける風 冴返る
やわらかく 大地にそそぐ 陽射し差し
浅き春 木々の新芽は 夢心地
花の兄 微笑みながら 咲き誇る

【1月】
み過ぎる早さの 去年今年(こぞことし)
告げ響く 除夜の音駆けて 初声に
産声で 歓喜重なり 小松引き<※>
若き月<※> 志重志迎へ<※> 心湧く

※小松引き=その年最初の子の日に行われる野遊び
      松の若木を野から採り、長寿を願う行事
      『源氏物語−初音−』にも詠まれている
※若き月=1月の事
※志重志迎へ=四十四歳を迎えて 

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